「陥入爪（かんにゅうそう）」とは、爪の横の肉が盛り上がり、爪が肉に食い込んでいる状態です。

陥入爪という名前を、初めて聞く方も多いかもしれませんが、「巻き爪」と並んで、多くの方を悩ませる爪のトラブルです。

ご自身は巻き爪だと思っていても、専門家が見れば、実は陥入爪だった、というケースもあります。

見た目には、爪自体が肉の中に沈み込んで、埋もれているように見えます。痛みのない場合もありますが、多くの場合は痛みを生じます。

どうして陥入爪になるの？

陥入爪の原因はさまざまですが、足を踏まれるなどの外的な要因や、深爪を繰り返す、先の細い靴やヒールなどの足を圧迫する靴を履き続ける、などの要因で起こります。

 

陥入爪は進行性の爪の変形です。

軽度のうちは痛み自体を感じない人もいますが、何も対処せずに放っておくと、爪がどんどん肉に食い込んで重症化します。

巻き爪との違い

巻き爪は、くるんとストローのように丸く変形するのに対し、陥入爪は、ホッチキスの針のように四角く変形し、真下に向かって皮膚に突き刺さります。

このため、重症化すると激しい痛みを生じます。

間違った自己対処が悪化を招きます

陥入爪による痛みを避けるため、極端な深爪をする、肉に食い込んでいる爪の端の部分を切り落とす、などの自己処理をする方がいます。

一時的に痛みは消えますが、この間違った自己対処は、実は爪の変形を進行させてしまいます。

陥入爪が重症化すると、立っている時の体重が指先にのしかかり、爪が皮膚に突き刺さります。炎症を起こして見た目が悪くなるだけでなく、刃で刺されているような痛みを生じたり、時に赤い肉芽組織ができてしまい、出血や、場合によっては膿が出ることもあります。

陥入爪は放置せず、早めに専門家に相談しましょう。

陥入爪の補正には、盛り上がった肉を落とすため、専用の補正具を使います。

樹脂のプレートを爪につけて、爪の横の肉を押さえると同時に、下に食い込んでいた爪の角度も補正します。

施術中、爪を傷つけたり、無理に切ったり、穴を開けたりすることはありません。

施術の回数

施術の回数は爪の状態によって変わりますが、1回目の施術で爪の食い込みがなくなりますから、痛み自体は1回目の施術でなくなります。

陥入爪が良くなっていくと同時に、爪の形もどんどん変わって、健康な状態に戻っていきます。

施術のタイミング

痛みが出る前の、初期の段階で受けていただくのが一番ベストです。

痛みが出て気がついた、という方は、早めにご相談ください。間違った自己対処を爪のさらなる変形を招きますので避けていただきたいです。

無料カウンセリングをご利用ください

当店では、爪のトラブルでお悩みの方のために、LINEでの事前無料カウンセリングをご用意しています。

• 痛みがあるけれど、巻き爪か陥入爪かわからない
• 見た目が悪くなっていてコンプレックスがある
• いきなり来店するのは怖い…

まずはLINEでお気軽に相談していただき、安心してご来店いただければと思います。